おはようございます。
昨日は、30年来の友人とのお別れに有楽町での偲ぶ会に行って来ました。
90年代、当時代理店をしていた義足部品のデモモデルをお願いしたことから
お付き合いが始まりました。
当時、電器屋さんを営んでおられました。
その後、業界内他社さまに就職され、プロモデル、デモンストレーターとして活躍なさっていました。
当社とは競合関係といえば競合関係にある会社さまですが、
狭い業界ですので会社の隔たりを超えて
広い意味での同僚のようなお付き合いをさせていただきました。
とても手強い競合製品のデモンストレーターでしたが、会うと嬉しくなる方でした。
最後にお会いしたのは今年の2月に伊丹空港であったと思います。
とても久しぶりでもありましたが、随分歳をとられた印象で最初はよく似た方だなと思いました。
お顔だけでは判断がつきませんでしたが、お座りになっている脚の様子を見て、
義足でいらっしゃることを確認し
「失礼ですが、仲内さまでいらっしゃいますか。」とお声がけしました。
少しお疲れの様子でしたが、明るく二言三言言葉をかけあうことができました。
30年経ち、お互い歳をとりました。
30年前、仕事はとても単純で坂を登り続けることだけを考えていたように思います。
坂を登り続ければ、きっと素晴らしい何かがある。
みんなそんなことを思い、昼夜を忘れ、仕事をしていたように思います。
頑張り続け登り切ってみて、その先は自分たちが作っていくものであることがわかりました。
仕事は1人でやるものから、組織の多くの方を方向付けるものとなり、
常に正しさを自問自答することも増えました。
いつか終わるのでしょうけれど、それを決めるのは自分ではありません。
あらためて1日1日仕事ができることに感謝して未来を作ることに頑張ろうと思います。
昨日は1年前に母が亡くなった日でもあります。
元気にしているかなと思います。