コロナ禍で程度の差こそあれ売上高が減少しています。
売上高はお客さま数×お客さま単価の積です。
商品やサービスの価格が同じであれば、売上低下はお客さまの数が減った結果です。
今朝、洋服のお直しのビック・ママさまがオンラインでのお直しの受付サービスを開始するのと記事を読みました。
9月21日から開始とのことですので、ホームページにはまだオンラインサービスは掲載されていませんでした。
完成後改めて確認させていただとうこうと思います。
洋服のお直しのようなサービスをオンライン化することは難しいとの思い込みがありましたので新鮮でした。
ビック・ママさまでは前年に比べ1割ほどお客さまが減少しているとのことです。
なかなか視点を変えるのは難しいなと思いますが、これは1割のお客さまが来店して必要なお直しサービスを受けることができずお困りだというように捉えることもできます。
私自身、恥ずかしながら最近ようやくこのような視点を持つことができ、自社のショップ部門の方にもお話ししています。
店舗の売上が減少しただけ、お困りのお客さまが増えています。
自社の商品やサービスを必要とするお客さまに、オンラインを活用しどのように商品やサービスをお届けできるのか。
事業は意思と熱意と能力の掛け算です。
まず、「必ず困りごとを解決してくれる。」自社を信じてくださっているお客さまの困りごとを解決する。
そのように強い意思を持ち、熱意を持って努力をつくし、オンラインに挑戦し失敗しながら能力を高める。
オンライン開始にかある初期投資は思いの外少なく、技術的なハードルも低く、決めればすぐに始めることができます。
もちろん、お店を利用したいけれど、なかなか来店できていないお客さまも新たな客層として取り込むこともできます。
何もしない失敗以上の失敗はありません。
明るく前向きにお客さま本意で失敗を重ねましょう。