おはようございます。
週末まで、静岡で開催されたリハビリテーション医学会秋季大会に参加してまいりました。得るところも大変多く、今後の事業活動に生かしてまいります。
今朝、不妊治療についての報道を目にしました。
以前からとても関心のあるテーマです。
経済的負担や仕事との両立などとても多くの負担が当事者であるご夫婦にかかります。
現在は、妊娠、出産後については制度が整備され、制度とともに職場での理解もある程度進んではいます。
ただ、不妊治療については、私も含め、知識が不足しており、当事者の問題として周囲が意識せずにやり過ごしている様に思います。
かかる費用については、国の助成制度も進んでいる様ですが、
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000047270.html
仕事との両立を支援するための制度は不十分です。
公的な休暇・休業制度の前に民間企業で不妊治療にかかる休暇制度をスタートされている例として三菱UFJグループさまが紹介されています。
こちらは、三菱UFJ信託銀行さまのサイトですが、とてもわかりやすく整理されています。
https://www.tr.mufg.jp/ippan/csr/worklifebalance.html
企業が制度の導入定着を真摯誠実に行う過程で、その課題自体への理解が進みます。
啓発と理解ありきで、その先に精度がある。そのような考え方も確かにそうですが、私たち日本人には制度ありきの啓発は有効なように思います。
当社もまだこのような休暇制度は整備されていませんが、今後、考え方、熱意、能力に優れる人財が、男女問わず長く当社や地域で力を発揮していくために機会を見つけて制度提言をしてまいりたいと思います。