ハーバード・ビジネス・レビュー 2019年2月号にブルー・オーシャン戦略のW・チャン・キム教授の論稿が掲載されています。
読み始めてすぐに「なるほど!!」という一節に出会いました。
昔、アメリカではバイク=大型バイクであり500Cの大型バイクが生産されていた。
日本は直接大型バイクを作ることをせず、安価な50CCバイクを開発した。
50CCバイクはアメリカで発売されると、これまでの大型バイクとは全く異なる用途に使われることとなった。
具体的にはピザの宅配といった日常的な配送業務への使用が生まれた。
日常生活に中で多くの人が街を行き来する小型バイクを目にするようになり
これまでバイクに全く興味のなかった人たちがバイクの新規顧客層として日本製のバイクを愛用するようになった。
とてもわかりやすく、刺激的な事例です。
そして教授はこのような革新と市場創造をもたらしたのは日本人の創造性であると論じていらっしゃいます。