急いでいてエレベーターの右側に立っている人がいると、
「立つなら左側に立ってよ!」
心の中で舌打ちすることがあります。
大阪であれば左側に立っている人に対して腹をたてたりします。
その時は右側や左側を空けるのがマナーでしょ!と怒ったりしていますが、
そうすることが必要な方が多くいらっしゃいます。
体の右側に麻痺があれば左手で体を支える必要がありますし、
左側に麻痺や障害があれば右手で体を支える必要があります。
普段の仕事の中ではこれが当たり前ですが、
駅や空港で慌ただしく動いているとそのことを忘れてしまいます。
今回、東京都の理学療法士会がエスカレーターマナーアップ推進委員会を組織され
2020年のオリパラを目指して、エスカレーターには2列で乗り、
必要な人が必要な安全や安心を確保して、誰に気兼ねすることなく移動することでができる。
そのような世の中作りに取り組まれていることを知りました。
そのような社会はとても魅力的な社会で、全ての人が活躍できる幸福な社会であると思います、
急いでいる人は階段を使えば良いわけで、駅や空港でそのような選択がストレスなくできるように
さまざまな表示が整備され、今までと少し違う移動の仕方が当たり前になれば本当に良いなと思います。