先日、中小企業診断士の法定研修に参加してきました。
今回もとても勉強になりました。
前半は本年度の中小企業白書の説明やそのテーマに沿った事例の紹介です。
自分でも読んではいますが、説明を伺いながら追いかけると
繋がっていなかったことが繋がります。
後半は実務に直結する内容です。
今回はビジネスモデルキャンバスの実習をしました。
(ビジネスモデルキャンバスと検索するといくつかの記事が出てきますが、
片山祐姫先生のご説明がとても簡明でおすすめです。)
実習した感想はとても使える道具であるということ。
1)既存事業を改めて関わる社員や外部の方と俯瞰する。
2)新規事業と既存事業との違いを同じフレーム上で比較する。
3)新規事業を進める上での抜けや漏れ、強化ポイントを確認する。
ビジネスモデル全体の俯瞰ができる。
既存と新規、自社と競合などの比較が容易である。
皆で確認することができる。
そのような道具はあまりなかったように思います。
いくつかか課題として感じたこともあります。
1)模倣容易ではないかということ。
2)事業の量的側面が把握しにくいように感じたこと。
それもこれから使っていき改善していければと思います。
こちらは自分が実習中に行ったものですが、
10分ほどで既存事業、新規事業との比較ができます。
自社の仕事で活かすことはもちろんですが、
クライアントの方の事業の見える化に活用してまいります。