早矢仕正克先生の
トヨタの研修を20年続けたプロが直言する 現場をなめるな! ~自ら考え自ら動くリーダーの育て方~
を社長からいただき読みました
早矢仕先生にはDMP研修で本当に人生を変えていただきました。
その後、震災を経験したこともあり、
日々研鑽を続け、自らの知らぬことや不足から目をそらさず
自らを受け入れ常に謙虚でいること
可能性を受け入れ、着実な歩みや変化に感謝する。
普通に働いて、勉強し続けられることはとても幸せなこと。
そうそう人は変われるものではありませんが、
そんな風になりたい、肩肘張らず生きていけたら良いなという目標をいただけたように思えます。
本書の中でトヨタ自動車で働く人たちのことが多く紹介されています。
ここ何年かトヨタ自動車の方と一緒に仕事をさせていただくことが多いのですが、
本当に書かれている通り、謙虚で誠実な方の集まりです。
仕事にかっこよさは求めず、
抜群の能力を持った方々がベストエフォートで仕事を進めていらっしゃいます。
まとまりがないように見えて、最後には一点に驚くほどの突破力で収斂していく。
本当に驚き驚きの会社です。
やはり人と社風なんだなと、改めて本書で確認できました。
個人的には「人を責めるな。仕組みを責めろ」という言葉に強く惹かれました。
これはシステム思考を具体化したものだと考えます。
人=特定部署を見るのではなく、常に全体を俯瞰して見る力を見につける。
そのためには賢さや胆力が必要です。
よりよい仕組みにするために、どうすれば良いかを繰り返す。
読む方それぞれいろいろな気づきを得られると思います。
日々、すべてのことに感謝して生きて行きましょう!