和氣美枝さんの
を読みました。
実際に介護のためにと離職される方が周囲にも多くいらっしゃいます。
自分は迷わず介護休業をとりますし、
必要があれば相談して休職します。
離職により経済面で逼迫することは明白ですし、
特に男性にとってかもしれませんが
社会的なつながりの大半を占める帰属企業との絆が断たれることで
社会的にも全くもって孤立します。
企業の姿勢として”させない”企業になる心算がとても重要であると考えます。
不思議なことは、出産の知らせが社内報に掲載されることはあっても
親族が要介護者となったことが社内報に掲載されることはありません。
結婚出産を寿という言葉で表現するセンスからすると
要介護者を抱えることは忌まわしいことであり、
会社では共有できない不吉な個人情報という意識がまだ蔓延しているのかもしれません。
そんなことも含め会社を変えなければなりません。
そんなことを改めて強く気づかせていただける一冊です。
読むべき素晴らしい一冊です。
本当に多くの方に読んでいただきたいと思います。