昨日は大阪市内での中小企業診断士理論政策更新研修を受講してきました。
5年間で5回の受講が資格継続に義務付けられていますが、
2年で3回受講することが出来ました。
年に1回の受講で要件はクリアしますが、
仕事の関係で予定がどうなるかも分かりませんので、
受講できるときに受講することとしています。
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昨日のテーマは
1)新しい中小企業政策について
2)サービス業の生産性向上支援
特に2)のサービス業の生産性向上について学びたく本講習を選択しました。
1)2)の一部は中小企業診断士の中村佳織先生がなさいましたが、
とても分かりやすく、実例もご紹介いただきとても勉強になりました。
人が言葉にできること、行動はしているが言葉にならないこと。
成果を出している人や製品を使っている人の行動を的確に見て
言葉にならないことを言葉にする行動観察を丁寧にご紹介いただきました。
言葉にすることで文字情報として共有ができますし、
そこからサービス実施時のチェックリストによる横展開も可能です。
営業活動におけるなんだかな?と感じていることへの一つの解決法を教えていただきました。
2)サービス業の生産性向上支援の後半は中小企業診断士の原伸行先生の実習です。
外食産業の事例を他の先生と一緒に考えました。
こちらはとても刺激的でした。
診断先の会社さまが本当に求めていることを見つけ出す力が名診断士の第一条件。
頭でっかちはダメだなと反省しました。
やはり聴くことです。
診断士の役割は良くすることではなく、診断先が良くなるお手伝いをし尽くすこと。
診断先が言葉にできないこと、見えないことを一緒に言葉にし見ていくことです。