企業が職場の衛生環境や従業員の健康を維持向上していく上で
無くてははならない存在が産業医の先生です。
産業医の先生は産業医科大学の卒業生の方や
基本的な医学と併せて職場の衛星や安全についての専門教育を修了なさっています。
私の会社でも産業医の先生と契約を結び
1)毎月の安全衛生委員会への出席
2)職場巡視
3)委員会後の衛生教育
4)年に1回か2回程度の全従業員向けの健康教育
5)長時間労働者、各種健康診断、メンタルヘルス不調者への個別面談
など幅広く私たちでは不可能な社員向けのサービスを担っていただいています。
とても真摯な先生で、その専門的アドバイスにより確実に職場の衛生環境が改善し
社員が健康になっていることを実感しています。
ただ、産業医の先生のお力を得るにはそれ相応の費用がかかります。
また、従業員数が50人未満の事業者さまは(安全)衛生委員会の開催が法的義務とされていません。
そのようなことから有益であるとは認識していても、
産業医の先生との契約については躊躇なさっている事業所さまもいらっしゃることと思います。
そのような従業員50人未満の事業所さま向けに
平成29年度「小規模事業場産業医活動助成金」が(独)労働者健康安全機構より支給されています。
6ヶ月あたり10万円を上限とし、将来にわたり2回限り助成金が支給されます。
一度、産業医の先生のサービスを試してみたい。
そのような事業者には朗報かと思います。
職場の健康と健全な経営のために利活用いただくことをお勧めいたします。