久しぶりにコトラーの本を読みました。
Marketing 4.0: Moving from Traditional to Digital
Philip Kotler
デジタルマーケティングについて概括的に述べられています。
内容自体はハッと驚くほどの目新しさはありませんが、
なんとなく事象として掴んでいることをつながりとして理解することができます。
著述自体が新しい考え方を生み出すというよりも
実際の企業の取り組みを概念的に整理するとこうなるというようなものですので
本自体がさらっと概論的になるのも致し方ないのかもしれません。
Omnichannel MarketingやGamificationなどその意義など整理できました。
デジタルマーケティングについて刺激的な内容を求めていましたので
その点からすると少し期待ハズレかなということもありますが、
現在のマーケティングについての標準を確認する意味では良い本かと思います。
驚きと歓びを生み出すマーケティングをどのように組織活動として確立するか。
この点については良い課題をいただきました。