木曜日、金曜日と北京へ行って来ました。
北京は羽田からだと4時間、関西からだと3時間です。
時差は東京よりも1時間遅れ。
日本の8時は北京の7時です。
今年は確か2度目だと思いますが、今回は空も澄んでいました。
寒さは大陸の寒さで本州の寒さとは随分違います。
北京空港は普段通りの混雑。
入国審査、出国審査、セキュリティーチェックとも相当な時間がかかります。
見通しの立ちづらさにもストレスを感じます。
市内の交通量やそれに伴う渋滞は以前よりも少し緩和されていました。
車の制限が強くなっているのかもしれません。
食材などの物価感は今まで通り、アルバイトの賃金は日本の1/4強。
医療機器については国産製品保護強化が進んでおり、
外国製品に対しては同等品などがない場合に限ることや
公的機関の購入リストの順位を下げるなどの施策が行われています。
日本も通過した道ですので、至極まっとうなことかと思います。
国内供給力が増せば国内需要や市場が成長します。
結果、海外製品にも市場機会が広がります。
そう考えるとまだまだこれからです。
B2Cを考えると、リハビリテーション医療関連の保険給付はまだ順位が低く整備が進んでいません。
ただ、中国は一人っ子政策もあり急激に少子高齢化が進みますので
リハについてはいつ制度を整えるのかという時期についての問題だけであるとは思います。
今回の共産党大会を受けて、来年の春には全人代があり、そこで党の施策が国の施策として展開されます。
そのタイミングでリハビリテーション医療にかかる公的政策も明確になろうかと思います。
ビジネスパートナーがこと分けて話をして下さる方ですので
現況や今後の見通しもクリアです。
中国に限らず海外での仕事は人的関係が大切です。
滞在中も仕事の時間、それ以外の時間という区別があまりありません。
短い滞在でしたが、改めて関係を深めることができました。