ダブルアサインメント(一つの業務を2名が受け持つ)という考え方と
その対となるマルチタスク(一人の人間が複数の業務を受け持つ)という考え方に出会いました。
株式会社日本レーザーさまの事例が
労働基準広報 2014 1.1・11に紹介されています。
一つの業務を二人が受け持つことで
働く人にとっては短時間勤務や在宅勤務、突発的な休み、長期有給休暇の取得など
多くのメリットが期待できる一方で
会社にとってはコスト高につながり、「中小企業にはとても無理!」と考えてしまいます。
同社では全ては社員のためにという理念のもと、
人を頂点に置きしっかりとした教育投資を行い
高いレベルで社員のマルチタスクを可能とし
ダブルアサインメントを実現しています。
基礎としてはMEBO(マネジメント・エンプロイー・バイアウト)(経営陣と従業員による企業買収)により
親会社から独立し、経営陣と社員の持ち制度をとることで
所有と経営、労働の一致による強い当事者意識や家族意識の土壌あります。
あるべき姿の一つして頭に置いておきたい事例です。