広島市にある株式会社ハーストーリィープラスさまの事例です。
こちらはホームーページがとても個性的で面白いです。
社長の佐藤緑さまがイラストレーターとしての活躍なさっているとのことで、
事業案内も街のイラストをお使いになっています。
もともと佐藤さまは広告企画会社「株式会社ハーストーリー」を起業なさっていましたが、
地元の活性化を目指し、分離独立して同社を設立なさったとのことです。
① 中核事業:イベント・商品企画事業
特徴:スタッフ全員が女性であるので、女性を対象としたイベントや商品開発に強みを発揮できる。
対象・方法:女性向け商品の開発に関心を持つ企業の商品のモニター企画
地域のにぎわい創出イベントなどの企画
効用:地域活性化、企業と市民、市民と市民との交流促進
② 飲食店事業:カフェ&交流スペース Herstory House の運営
対象・方法:地域の女性
主婦の手作りランチの提供
女性向けセミナーや交流会などの企画
地元食材・雑貨の取り扱い
主婦が作る惣菜や弁当の販売「食雑貨マーケット暮らしマルシェ/365」の運営
効用:地域の女性に学び、遊び、働く、交流のためのスペースと仕事を提供
地域産品のPRや消費拡大
③ 弁当・食材宅配事業
対象・方法:「働くママ」を支援するために夕食用弁当の宅配事業を開始
同様に味付けのアレンジが可能な「あえるだけ野菜」等の食材の宅配事業も開始
今後の課題としては、従業員が全員主婦でいらっしゃるので、1日数時間の短時間労働への対応など
多様な就労体制の整備をあげていらっしゃいます。
直近ではコンビニエンスストアーが拠点勤務地とは異なる店舗での
短時間労働を可能とする仕組みづくりの報道もされています。
ここで取り上げたサービスもICTの進歩やスマートフォンの普及などにより
実現進化しているものであると考えます。
これから急速に変化していくであろう地域における”企業”のあり方や
働き方や暮らし方
いろいろなことを考えるきっかけとなる事例です。