岐阜市のNPO法人G-netさまの事例です。
同法人のビジネスモデルは地域の中小企業などを会員とした人材マッチング事業です。
主な事業と事業収入は
① インターンシップ事業
売上高 1600万円 売上高構成比 14.5%
1)誰に、何を、どのように
1. 意欲の高い学生に対して、地域の魅力的経営者のもとでのインターシップ経験を
企業のプロジェクト実務への従事などにより提供する
2. 地域の企業に対して、インターンシップの受け入れにより
意欲的な学生による経営革新機会と人材確保への道筋を提供する
2) 付加価値 ー 大学との連携強化によるインターンシップの単位認定(約30校)
ー 地域協働型インターンシップや6ヶ月間社長に弟子入りする
本気系インターンシップなど
地域の法人ならではの独自のプログラムを提供
② 就職・採用支援事業
売上高 7000万円 売上高構成比 63.6% (採用支援事業)
売上高 2400万円 〃 21.8% (会員会費)
1)誰に、何を、どのように
1. 中小企業に興味はあるが地域の中小企業の情報に乏しい学生に
マッチングイベント開催や企業取材などにより地域中小企業への理解を深める機会を提供する。
2. 意欲ある学生の雇用を望む地域の中小企業に、学生による取材の受け入れやイベント参加により
学生が自社を理解する機会を提供し人材雇用への支援を行う。
2)付加価値
1.若者が選ぶ魅力的な会社100選をネット上で公開
2.地域中小企業の採用力を補強するサービス(採用力向上実践塾や逆指名求人フェア)など
独自のサービス提供
直接的受益者は地域の中小企業と地域での働くことを志す学生とその直接的関係者ですが、
サービス全体を通して地域での人材育成や企業の経営革新、企業振興がすすみ
地域活性化につながることが理解できます。
地域型の人材マッチングビジネスは個人的にもとても興味がある事業です。