和歌山県紀美野町にある農家が経営なさっているジェラート店です。
ホームページを拝見しても、農家が作るジェラート、という言葉で
店舗を表現なさっています
お名前もなるほどというものです。
同店は地元の新鮮な食材をより多くの方に味わっていただきたい。
そのような思いで店主の宇城さまが開店なさいました。
柿や山椒、サツマイモなどの地元ならでは食材へのこだわりや
時季によるメニューや味付けの変更、
フェースブックなどでの丁寧な集客活動を行い
https://www.facebook.com/Kiminoka
立地の悪さを跳ね返し集客に成功され、
夏の繁忙時には1時間に150人以上のお客さが訪れる人気店となりました。
本事例で課題として取り組まれたことは以下の2点です。
1)夏の繁忙時に訪れる多くのお客さまに過ごしていただくためのスペースを整備する
→ 飲食スペースの整備を行いました。
→ 整備との相関は明確ではありませんが、夏の売り上げが2割増加しました。
2)オフシーズンの売り上げの落ち込みを解消する商品や販路を開発する。
→ 以前から多くあった持ち帰りやギフト需要に対応するために
パッケージやラベルのデザインを行いました。
→ 自社のホームページでの販売を開始なさいました。
店舗としてすべきことが簡潔に理解できとても勉強になります。
1) 店舗への集客のための行動を丁寧に継続する。
2) 来店するお客さまに時期を問わず爽やかに過ごしていただける店舗づくりに留意する。
3) 閑散期の底上げのためにできる行動を見つけ出しできることを着実に行う。
前提として、常にお客さまに新しいを感じていただくために製品やサービスへの改善を継続する。
これらのこともSNSにより継続することが容易になっています。
事例概要
名称 | キミノーカ |
ホームページ等 | http://kiminoka.com https://www.facebook.com/Kiminoka |
概要 | 和歌山県美野町のジェラート店 本業は農家 |
従業員数 | 4名 |
特徴、強み、機会 | 地元ならではの新鮮な素材へのこだわり 時季によりメニューや味付けを変更し、お客が飽きないように工夫 フェイスブックなどを活用し集客に丁寧に取り組む |
弱み、脅威 | 立地の悪さ 夏の繁忙時の顧客に対応するスペース不足 夏場とオフシーズンとの稼働率の差異 |
課題(機会の活用) | 1)夏の繁忙期のお客さまをお迎えするスペースの整備 2)季節変動の解消による稼働率差異の解消 |
実施内容 | 補助金を活用し、 1)飲食スペース整備 2)持ち帰りやギフト需要に対応するパッケージやデザインへの変更 |
成果 | 新規販路拡大 地域の雇用拡大 |
今後の課題 | 商品ラインアップを増やし、常に来店客に新鮮さを感じていただく 新規販路の開拓拡大 |