• 大東、四條畷、生駒の中小企業経営を幅広く支援いたします。

    今日は東京に来ています。

    大阪は暑さが戻り、時折雨も降り湿度も高く梅雨のような天候。

    今朝は久しぶりに蝉の鳴き声を聞きました。

    東京も断続的に雨が降っていますが、秋の気温で過ごしやすいです。

    ただ、明日は暑くなるとのことです。

    今朝は全社朝礼がありました。

    締め日までに納めることができれば売上となる。

    締め日までに納めることができなければ売上にならない。

    改めて当たり前のことを確認しました。

    設計、適合部門も製造部門もどうすればより早く短い時間で納めることができるのか。

    そのことに皆で取り組めば結果として売上は拡大します。

    当たり前の確認はやはり大切だと感じました。

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    和歌山市で介護食品を製造販売する株式会社宮源さまの事例です。

    http://www.miyagen.net

    宮源さまは在宅で簡単に作ることができる介護食品を開発販売なさっています。

    課題を全国での知名度向上とし、具体的な取り組みとして東北地方で開催された

    老人介護保険施設の全国学会への出展を行いました。

    全国的学会は大手企業の出展を前提としているため費用が高く

    小規模事業者にとっては出展が困難ですが、補助金を使い負担を軽減なさっています。

    実施後の問い合わせの増加をその成果となさっています。

    同社はお湯を混ぜるだけで作ることができ、かつ、5年間保存可能なお粥といった

    非常時の介護食として利用できるユニークな商品もお持ちでいらっしゃいます。

    今後も大手が手を出し難い独自の商品を開発し

    自社の知名度やブランド力の向上を目指していらっしゃいます。

    この事例では難しいのは介護食品の売れ方です。

    医療介護分野の市場を考えると

    1) サービスや製品を利用消費する患者やその家族 : モノ、サービス(コト)を受け取り消費する

    2) 施設サービスを提供する病院や介護施設 : サービス(コト)を提供する

    3) サービスや製品を販売する供給事業者 : モノ、サービス(コト)を製造、提供する

    4) 保険給付により金銭的支援を行う保険者 : カネを提供する

    このような構造ではないかと考えます。

    フローを考えると以下のようになると考えます。

    ① 医療機器は、病院が購入し、サービスを組みあわせ患者に提供し保険者からカネを受け取る

       購入者、意思決定者は病院

    ② 薬など治療材料は、病院が購入し医師が処方箋を発行。患者が購入し保険者からカネを受け取る

       購入者は患者ですが、医師の処方箋が必須ですので意思決定者は医師です。

    ③ 保険外薬などは、小売店が購入し患者が自身への処方を決める。患者が自分のポケットからおカネを出す。

       購入者は小売店と患者、意思決定者も小売店と患者です。

    介護食品は①介護施設が購入し入所者に提供する、③ドラッグストアなどが購入し介護する方が購入する、

    このように分かれるように思います。

    ③については大手による広告宣伝力やブランド力、総合的供給能力との競合が必要です。

    確かに楽天などでの介護食ランキングには大手メーカーの名前が並びます。

    https://ranking.rakuten.co.jp/daily/408135/

    ローカルなドラッグストアチェーンと連携し、地産地消のユニークな介護食などが考えられますが

    なかなか難しいように思います。

    一方、①については専門学会や関連職種(栄養士)などの集まりで製品の特徴を伝えることが必要です。

    今回の事例では在宅向け(③の範疇)商品の販路拡大を①向けの全国大会でなさっています。

    難しい事業分野であることは確かです。

    そうなのかな?と考えるきっかけをいただいた事例です。

    名称 株式会社宮源
    ホームページ等 http://www.miyagen.net
    概要 和歌山県和歌山市の介護食品製造販売業
    従業員数7名
     特徴、強み、機会 在宅で簡単に作ることのできる介護食を開発製造販売
    飲みくだしが困難な方向けの介護非常食など特徴ある商品を持つ
    弱み、脅威 大手競合に対して広告宣伝能力が不足
    →全校的認知が不足(特に東北地方)
    全国向けの展示会は大手が対象であるコスト高
    介護職の特性:仲介者である栄養士の理解を得るまでに時間がかかる。
     課題(機会の活用)
    全国的な知名度向上
    実施内容 補助金を活用し、東北地方で開催された老人介護施設者向けの全国学会に出展
    成果 問い合わせの増加
    今後の課題大手にない独自の商品開発を継続し、会社の知名度やブランド力を向上する。


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