石川県高浜町で貸別荘ハートランズヒルズin能登を運営される
有限会社中川商事さまの事例です。
ハートランズヒルズin能登は能登半島の付け根をロケーションとして
https://www.google.co.jp/maps/search/ハートランドヒルズin能登/@37.0263894,136.6260539,10z
地図からもお分かりのようにいずれも海に近い抜群のロケーションです。
オーナーが手放した別荘を買い取り、
温泉、研修室、バーベキュー場、カラオケ設備、ドッグランなどの付加価値を加え
既存の旅行商品では満足できない家族、友人、グループ、企業などのニーズを満たす
施設とサービスを提供なさっています。
掛け算で考えると
既存の旅行商品では満足できない顧客 × 既存の旅行商品が提供できない価値を提供する。
ということになります。
すると大切なのは
① 既存の旅行商品に満足できない顧客の要求とは何か
1)そのような顧客が不満を抱いている点は何か
2)そのような顧客に満足をいただいていただけるサービスは何か
② 既存の旅行商品の不満足や自社が提供するサービスをどのように画像や文字で伝え
顧客とコミュニケーションをとるのか
ということを見える化していくことであると考えられます。
フェースブックも活用し、実際の利用客の様子などサービスの見える化を進めていらっしゃいますが、
利用客の言葉を拾っていくことで自社が気づかない価値を表現する言葉を見つけることができるかもしれません。
https://www.facebook.com/ハートランドヒルズin能登-いおり-804806713010361/
今回の事例では、増加している携帯端末(スマートフォン、タブレット)からの問い合わせを
確実に予約へのと転換していくためにホームページの全面リニューアルするのとともに
施設の魅力を伝えるパンフレットを作成、近隣の公共施設や道の駅などでの配布に取り組まれました。
結果として、ゲスト客の20%増加を達成なさっています。
同社のホームページには、近隣地域の飲食店や施設を紹介なさっています。
自社でのサービスを近隣と連携することでより強化し、利用者にとっての魅力を高めることができます。
ロケーションの良い別荘に宿泊すること自体素晴らしい経験ですが、
地域のコンシェルジェ的なサービスを強化充実することでより顧客のロイヤリティが高まるように思えます。
事例概要
名称 | 有限会社中川商事 ハートランドヒルズin能登 |
ホームページ等 | http://hl-hills.jp https://www.facebook.com/ハートランドヒルズin能登-いおり-804806713010361/ |
概要 | 石川県高浜町の貸別荘業 |
従業員数 | 3名 |
特徴、強み、機会 | 1)マリンレジャーやスポーツ、森林浴など様々な屋外活動が楽しめる志賀町のロケーション 2)個人所有の別荘を買い取り、温泉、研修室、バーベキュー、カラオケなど様々な付加価値をつけて貸別荘として提供 3)家族、友人、企業などさまざな顧客、人数にに対応できる。 |
弱み、脅威 | 1)認知不足 2)顧客のアクセス(問い合わせ、予約など)手段が限定的 |
課題(機会の活用) | 増加しているスマートフォンからのアクセスを強化し、関心→予約の流れを強化する。 知名度をアップする。 |
実施内容 | 1)ホームページの全面改訂→携帯端末からのアクセスを簡便に 2)チラシを5万部作成し、近隣施設(公共施設、道の駅など)で配布 |
成果 | ゲストの数の増加 =年間8000名の利用客が実施後20%増加見込み |
今後の課題 | 北陸新幹線開通を事業機会として活用 志賀町の魅力の認知を広め、固定客を増やしていく |