秋田県秋田市のスポーツ用品店さまの事例です。
事業者としてお名前が出ているセキネケミカルさまは
医薬品などの販売業をなさっているようですが、
本事例では、同社が経営されているアキタスポネットさまの事例が紹介されています。
ホームページを拝見すると
http://akita-supo.net/SHOP/12481/list.html
秋田県内のラケットスポーツ愛好家に
ラケットスポーツ専門店ならではの商品やサービスを提供する。
その点を強く訴求なさっています。
事例の中では、実店舗が地元顧客との良好な関係のもと業績を伸ばしている中で
将来的な顧客の減少や競争環境の変化にあらかじめ対策するために
ネット販売やオリジナルキャラクターによる顧客との親身さの強化に取り組まれています。
課題としてオリジナル商品の開発を挙げていらっしゃいますが、
現時点では実現に至っていないようです。
自分のような子供が手を離れた中高年の初心者男性は優良顧客候補であると思いますが、
そのような顧客層の取り組みをネット物販とリアルな地域的・専門的サービスを組み合わせ
取り込んでいくのかが課題のようです。
専門的サービスは自社スタッフや自社の顧客という経営資源を生かしたサービスであり
地域的サービスは顧客グループという外部経営資源を生かしたサービスと顧客の囲い込みモデルと言えます。
大手にはできないきめ細かいサービスを地域に暮らす人たちに提供し、安定した事業運営をはかる。
これからの地域事業の在り方として興味深く思えます。