岩手県釜石市で手作りパンの製造販売を行う事業者さまの事例です。
震災による津波で工場や移動販売車という経営資源の大半を失われ
その後、地元商工会の支援も受け、地元事業者さまとの連携をて力に
事業再建に取り組まれています。
地元の農業組合や食堂との連携により
釜石の市花「はまゆり」の酵母を使用したバンズと、
釜石特産大豆ハムの「タンパッキー」をパテにしたヘルシーバーガー!!
「釜石バーガー」を開発され、「第9回復興グルメF-1大会」にてグランプリも受賞なさいました。
人口減少に先んじて対策するために、商工会の働きかを受け
事業計画を策定、お土産品としての賞味期限やパッケージデザインを備えた
お菓子のパッケージ商品「あんでるせん物語」を開発し、ネット販売も含め販路拡大に務められています。
もともと私が手作りパンが好きなこともあり
こちらのホームーページにはとても好感を抱きました。
あんでるせん物語は”ありがとう”の詰め合わせとして販売なさっています。
今度、取り寄せて奥さんにと思います。
名称 | あんでるせん |
ホームページ等 | http://touhoku.me/andersen/ |
概要 | 1979年 岩手県釜石市に開業 手作りの焼きたてパンの製造販売 |
従業員数 | 2名 |
特徴、強み、機会 | 震災後、商工会の支援による地元の約30業者のグループに参画 グループ補助金により仮設店舗で営業再開 支援事業の一環として、移動販売者の無償貸与を受ける 産直組合、地元食堂との異業種連携からご当地商品「釜石バーガー」を開発 |
弱み、脅威 | 東日本大震災により市内の工場、移動販売車など全てを喪失 地域の人口も減少 |
課題(機会の活用) | 人口減少の対策を、販路開拓と新商品開発により行う。 |
実施内容 | 経営計画書の作成 →販路開拓:市内大型スーパーセンターに開設された販売コーナーでの委託販売の実施 →新商品開発:お菓子をくみあわせたパッケージ商品「アンデルセン物語」を開発 →お土産として販売できるよう保存技術やパッケージデザインを行う。 |
成果 | 販路開拓と新商品開発 経営計画策定を通して新しいことに挑戦する意欲の高まり |
今後の課題 |