Sapiens: A Brief History of Humankind
著者 Yuval Noah Harari
2016年に読んだ本の中で一番面白かったです。
長い本ではありますが、飽きることがありませんでした。
小麦が人を使うくだりは傑作でした。
物事の見方を変えるとはこういうことかと感心することしきりでした。
家畜を育てる(生産する)一節では、肉が柔らかいだなんだと言っていることは
なんと罪深く下らないことかと感じました。
歴史家は人がその歴史の中の出来事により幸福になったのかという
とても大切なことを述べていないとか。
結婚と幸福。仏教。資本主義。人が作りつつある未来。
主題はもとよりそここにある物語にとにかく飽きることがありませんでした。
強くおすすめします。
ぜひご一読を。
2017年1月12日