徳島県内のアルミサッシを主たる商材とする設備工事事業者さまの事例です。
同社は先代から続くYKKAPの代理店で主な販路は地元大工などの業販でした。
住宅の工法が変化したことで、個人の大工が廃業に追い込まれ
これまでの強みであった大工販路が先細りになりつつある中で
県外からの大手ハウスメーカーの参入により競争環境が厳しさを増しました。
このような経営環境変化により売上が伸び悩んだ事例です。
名称 | 有限会社高志硝子建材 |
ホームページ等 | |
概要 | 創業49年 現社長の父親が創業 16年前事業承継 YKKAPの販売店 アルミサッシメイン商材 |
従業員数 | 2名 |
特徴、強み、機会 | 先代が地元大工を取引基盤として確立し継承 ガラス関連以外の様々なサービスも提供 |
弱み、脅威 | 住宅工法の変化による個人大工の廃業(自社販路縮小) 県外大手ハウスメーカー参入(競合変化) → 売上横ばいに 大工販路以外での認知不足 |
課題(機会の活用) | 大工以外の販路開拓 自社サービスの認知向上 特にエンドユーザーの認知向上 |
実施内容 | 経営計画書の作成 →現状認識 →課題の洗い出し →売上拡大へのプラン作成 →将来目標の検討と設定 結果、自社の提供する各種サービスの告知不足を改めて確認 →自社が提供するサービス一覧のイラストチラシを作成 →周辺3万世帯に配布 |
成果 | チラシ配布後、1週間で40件以上の問い合わせ |
今後の課題 | 業販主体のガラス屋からの脱却 エンドユーザー向けのリフォーム・エクステリアの総合メンテナンス業としての認知度向上、顧客層開拓 |
経営計画策定段階で今後強化すべき顧客層であるエンドユーザーへの告知不足を確認
業販以外に自社がエンドユーザーに提供できるサービスの告知に取り組まれました。
確かに自社にとっては当たり前のことでも
顧客の立場に立つと皆目見当がつきません。
そのことに気づき、認知不足を伸びしろとして捉え
補助金を活用し告知を行い一定の成果を得た事例です。
ただ、今回ホームページを検索しましたが確認できませんでした。
イラストなど展開可能な情報資源もありますので
簡易なホームーページの作成に取り組まれてはとも思います。