今日と明日は岡山でのリハビリテーション医学会です。
自社展示、関連企業さまの展示もありますが、
学会の演題自体に興味深いものが多くとても楽しみな学会です。
聴講していると、今後の事業の流れを掴み取ることができます。
今朝はいつも通りに起きましたが、葵との散歩は奥さんに任せて
早め早めに支度をしました。
奥さんも昨日、無事に帰国していて、朝早くから起きてくれていました。
雨も小休止で強く降られることもなく駅へ。
6時過ぎの電車はまだ人も少なく、ストレスなく移動できました。
岡山に着くと幸の青空。
その後は、学会場でいくつかのセッションを聴いたり、
展示会場で商談をしたりして過ごしました。
セッションでは以前より感心のあるICFについて
このセッションでは目的と目標についての話になる程と思いました。
希望ーデートに行きたい 合意目標ー安全な歩行獲得
希望ー自分でトイレ 合意目標ートイレ動作の自立度向上(完全自立は困難)
希望ー看護師、保育士になりたい 合意目標ー書字動作獲得、志望校合格への努力遂行
椿原先生のご講演で勉強させていただきました。
2015年地域包括ケア概念図 自助、互助 > 共助、公助
地域包括ケア
ー コミュニティベースドケア ー まちづくり
ー インテグレーテッドケア ー 様々な会議隊による連携
地域ケア個別会議、ネットワーク会議、地域ケア推進会議
地域包括ケアシステムという言葉を住民が知っているか
介護予防における自助、互助の役割から
小さな地域に細分化、小さなコミュニティベースでのシステム作り(町会長、民生委員)
小学校区程度(2000人〜9000人 岡山の場合)が妥当
介護サービスをすでに受けている障害者はその多くはケアマネジャーに依存している、
ケアマネジャーは医師に相談できないままに置かれている。
地域包括ケアシステムの評価の脆弱さ ー 本人の機能評価、 施設の能力評価
最大の課題: 生活期リハビリテーションの目的が不明確である。
ー 本人が何を目指すのか ー 社会参加し、よりよく生きる? よく死ぬ?
ー ただ、人として生きる上では誰であろうと周囲の支援を自らの筋力が必要
途中、いくつかこれからの事業につながるお話をさせていただき
岡山での学会初日が終わりました。