島根県内の食料品製造事業者さまの事例です。
国産・有機栽培を強みに安全で美味しい食品の製造販売に取り組んでいらっしゃいます。
名称 | 有限会社やさか共同農場 |
ホームページ等 | http://fish.miracle.ne.jp/sennin-g/yasaka/yasaka_backup/nojo_home.html |
概要 | 島根県浜田市の食品製造業 |
従業員数 | 15名 |
特徴、強み、機会 | 有機栽培がセールスポイント 安全で美味しい食品作りと販売 2002年より珍しい国産・有機栽培の鷹の爪の乾燥食品を販売開始 好感の持てる社長の人柄 |
弱み、脅威 | 鷹の爪の歩留まりの悪さ 形、色による規格外品が多い年で生産量全体の3割 生産者視点での開発(開発段階における流通や消費者ニーズの軽視) |
課題(機会の活用) | 国産・有機栽培の鷹の爪の強みを生かした粉末加工食品の商品化 |
実施内容 | 新商品開発に向けた経営計画策定 粉砕処理機やサンプル用容器などの機材購入の補助金を獲得 |
成果 | 家庭用から業務用まで幅広く応用可能な鷹の爪加工調味料の完成 流通を意識した商品開発の実践 |
今後の課題 | 開発品の販路開拓 |
同社のホームページや楽天での小売店さまの出店を見ますと
主に味噌を事業の柱になさっている印象を覚えました。
今回の事例は、珍しい国産・有機栽培の鷹の爪の加工調味料の開発事例です。
味噌の平均単価が1000円弱であるのに比較し、鷹の爪は200円強。
使用量も限られるため、ある程度の付加価値を付けたとしても大きく単価は上がらない。
そのことからすると、廃棄ロスの問題はあるにしても果たして開発案件として
妥当かというようにも感じました。
現在のホームページには該当する商品は掲載されておりませんでした。
販路開拓に取り組んでいらっしゃるとのことでしたので、
今後の成果を見ていきたいと思います。