今朝、賃金管理を勉強していて
所定内賃金を昇給した場合にどの程度総額人件費が増大するのかという記述に出会いました。
例えば、所定内賃金を1000円昇給した場合です。
所定内賃金に加え、所定外賃金、賞与などの現金給与は当然上昇します。
加えて法定福利費、法定外福利費、退職金、現物給与などの現金給与以外の費用も同様に上昇します。
結果1000円の昇給により、最低でも1700円総額人件費は増大するとされていました。
労働集約型で総費用に占める人件費割合が高い企業では特に注意を要することであると考えます。
所定内賃金の昇級を行う場合、
設備投資や現場改善などによる着実な工数削減が常にその前提となる。
そのことを常に意識しておく必要があることを改めて理解いたしました。